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Fairlight CMI-II:

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CMIALL
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  概要  ウンチク  その他
Fairlight CMI-II はこんな音

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  Page 7 :

PAGE7(コントロール・パラメーター)I8

 作った音に対するビブラートやベロシティーによる音量変化,またループ等を設定する。


  CMI ではサンプリングや波形合成で作った音にはビブラートやポルタメントはついていない(もっとも最初からビブラートのついた音をサンプリングしたら話は別だが)。そこでこれらの音にビブラート等の要素をパッチングするのがページ 7 である。

 ページ 7 でパッチできるのは,レベル,ダンピング(リリース)・タイム,アタック・タイム,グリッサンド(オン/オフ),ポルタメント(オン/オフ),ポルタメント/グリッサンド・スピード,ビブラート・スピード,ビブラート・デプス,ループ(オン/オフ),ループ・スタート(セグメント),ループ・レングス(セグメント),スラー(オン/オフ),サスティン(オン/オフ)である。その他にもフィルターの開き具合やモードの切り替えスイッチもあるが,これらはボリューム類でリアル・タイムにコントロールすることはできない。

 これらの要素をコントロールできるのは 6 つのスイッチとボリュームである。ボリューム 1 ~ 3 とスイッチ 1 ~ 2 は,キーボードの左側にありその他はキーボードのリア・パネルにコネクターがついている。

 またこれらコントロールはボリュームだけでなく,ページ C( MCL )のシーケンサーからダイレクトにコントロールすることもできる。

 作ったコントロール・パラメーターは LNK コマンドで,現在エディット中のボイスファイルとリンクすることができ,リンクしたパラメーター( .CO ファイルとしてセーブしていれば)はボイスをロードすると,自動的にディスクから読み込まれる。

 さらにこのページにはエクスパンダー(EXP)のオン/オフ・スイッチがあるが,シリーズ I ~ IIx を通してこのスイッチはずっと無効のままだった。