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Fairlight CMI-II:

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CMIALL
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  概要  ウンチク  その他
Fairlight CMI-II はこんな音

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  Page 6 :

PAGE6(ウェーブフォーム・ドロウィング)I7

 波形を単位時間(セグメント)ごとに直接ライト・ペンで画面に書き(数値指定も可),音を合成する。


 修正したいセグメント番号を指定し,波形をライト・ペンで直接ディスプレイ画面に書くことができるページ。1 つのセグメントはさらに 128 のポイントに分割され,1 つのポイントには -127 ~ +127 までの値でレベルを指定できる。

 また,このページには波形の上下反転(インバート)や,前後の反転(リバース),ゲインの調整, 2 つの別々な波形のミックスやマージ(音が徐々に入れ替わっていく),ループのつなぎ目のノイズを誤魔化すクロスフェイド・ループを作るコマンドもある。

 波形をライト・ペンで描いて音を作っている姿は FAIRLIGHT のプロモーション写真で良く見かけるが,実際にこれで音の修正ができるかというと,はっきり言ってほとんど不可能! というのが正しい意見だと思う。まあ,全体にまるっこい形の波形を描くと柔らかい音が,ギザギザした波形を描くと固い音が出る,ってくらいはあるけど,音に含まれているノイズをライト・ペンで修正するなんてことをやるのは相当な高等技術なので諦めたほうが身のためだ。


波形の動きをグラフィック表示で見ていく: