Fairlight CMI-II:
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概要 ウンチク その他Fairlight CMI-II はこんな音
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PAGE5(ウェーブフォーム・ジェネレーション)
1 ~ 32 倍音の混ざり具合を,単位時間(=セグメント:音が出てから消えるまでを 32 または 128 セグメントに分割)ごとに棒グラフのようにしてペン(または数値指定)で書き,音を合成する。
このページでは音を作りたいセグメント番号を指定し,1 ~ 32 までの倍音フェーダーを調整し,コンピュート・コマンドを実行すると,そのセグメントに倍音加算の音が作られる。ページ 4 では倍音加算時のセグメント全体像は見やすいが,細かいデータの指定がしにくい。逆にページ 5 ではセグメント全体像はわかりにくいが,各セグメントごとの倍音構成の微調整はやりやすい。この 2 つのページをうまく使い分けながら音を作っていくわけである。
またシリーズ IIx になってからは,このページにサンプリングした音のデータを倍音加算のデータに変換する FFT の機能が追加された。
倍音加算による音作りの実例: