標準仕様で 2 個の 709 シリーズが搭載されている。
709 シリーズには A と B の 2 タイプがある。違いは A がメイン・コンソール用に LFO 1/ノイズとの内部結線された信号の切り替えスイッチをもっている点だけである。
外部の信号をクロックのゲート・パルスが入るごとにサンプリングし,その電圧を次にゲート・パルス入るまで保持して出力するユニット。
●SAMPLE MODE = サンプル・モード・スイッチ
709A にのみ装備。メイン・コンソールの内部結線により,サンプリング・ソースを LFO 1/ノイズ/EXT からスイッチでセレクトできる。
1.SIGNAL IN = 外部信号入力ジャック
サンプリング・ソースとして外部信号を使うときのジャック。709 A で使用するときはサンプリング・ソース・セレクトを EXT にする。MAX で ±10V まで入力可能。
2.CLOCK RATE = クロック・レート(サンプル・タイム)
サンプリング・パルスの時間間隔を調整する。クロック・レートは 0.3 ~ 30 Hz。
3.EXT CLOCK = 外部クロック信号入力ジャック
外部のクロック信号でサンプリングを行うための入力ジャック。+5V でサンプル&ホールドが起動する。
4.CLOCK SELECT = クロック・セレクト・スイッチ
クロックにインターナル/エクスターナルのどちらを使うかをセレクトする。
5.CLOCK OUT = クロック信号出力ジャック
クロック信号の出力ジャック。+15V の矩形波が出力される。
6.S&H OUT = サンプル&ホールド出力ジャック
サンプル&ホールドで作られた電圧を出力するジャック。最大で ±10V の電圧が出力される。
サンプル&ホールドの出力電圧でVCFを動かしてみる
サンプル&ホールドにLFOの信号をつなぎ、LFOの波形を矩形波/鋸歯状波/三角波/サイン波に切り替え、VCFを動かしてみる
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