エンベロープ・モディファイアー(=エンベロープ・ジェネレーター)/レゾネーター。
1.ENVELOPE MODIFIERS=エンベロープ・モディファイアー
アタック・タイム,ディケイ・タイム,サスティン・レベルのボリュームがある。
リリースはリリース・スイッチでつけることができる。ダンプドではリリースなし,ハーフDでは短いリリース,リリースでは長いリリースが得られる。ハーフD,リリースでのリリース・タイムはディケイ/サスティンのボリュームの両方で変わる。
また,パッチングでリリースの外部コントロールにペダルなどを接続すれば信号が 0 V になったときリリースをつけることができる。
キーボード・ホールドのスイッチではアタック・タイムの電圧が最大になる前に鍵盤から手を離すと,その音がホールドになるという不思議なシステムになっている。
この効果を使いたいときには,アタック・タイムは 3 以上にして鍵盤をスタッカートで弾くと良い。ホールドしている音は,もう一度弾くとホールド解除になる。
アタック・タイムを5にセットしてホールドを使いながら演奏
2.RESONATORS=レゾネーター
100 Hz ~ 10 KHz までの間に 3 カ所のピークを作り,人声やオーボエ系の音,効果音などを作れる。また 3 カ所のピークはモジュレーション・ジェネレーター(MG)2 でモジュレーションをかけてやることができ,変わったグロウル効果を出すこともできる。
レゾナンス・インテンシティーではレゾネーターのトータルな効き具合を,レゾネーター 1 ~ 3 では 3 カ所のピークの位置を,ピーク・フレケンシー・モジュレーション・スイッチでは MG 2 によるモジュレーションのオン/オフを,エクスターナル・ピーク・フレケンシー・モジュレーション・インテンシティーでは外部信号によるレゾネーター・モジュレーションの深さを決める。
レゾネーターに MG 2 でモジュレーションをかけると,フェイズ・シフター風のサウンドを作ることができる。
レゾネーターで3つのピークを作り、動かしてみる
レゾネーターにMG2でモジュレーションをかける
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