全く同じ VCA が 2 機搭載されている。また 130 ではオーディオ信号だけでなく,CV 信号もコントロールできるため,VCO に送る LFO のレベルを VCA で制御してディレイ・ビブラートを作ったりすることもできる。
1.MOD IN1~3=モジュレーション・イン1~3ジャック/ボリューム
VCA をコントロールする外部電圧入力ジャックと,その入力ゲイン調整ボリューム。
3 つの入力がある。ボリュームが 10 の場合,LINEARでは 1 Vで 10%,EXPONENTIAL では 1V で 10dB のレベル変化が得られる。
2.SIG IN1~3=オーディオ信号入力ジャック1~3/ボリューム
3 つのオーディオ信号(または CV 信号)の入力ジャックと,そのレベルを調整するボリューム。
3.VCA OUT=VCAアウト
VCA の信号出力ジャック。ハイ/ロー 2 つの出力があり,ハイでは ×1 倍,ローでは × 1/10 のゲインが得られる。出力に信号が来るとグリーンの LED が,その信号がオーバー・ロードすればレッドの LED が点灯する。
4.INITIAL GAIN=イニシャル・ゲイン
VCA の MOD IN にコントロール電圧が全くかかっていない場合のゲインを調整するボリューム。
5.LINEAR-EXPONENTIAL=リニア/エクスポネンシャル・コントロール・モード
オーディオ入力信号に対して,コントロール電圧をリニアに働かせるか,エクスポネンシャルに働かせるかを選ぶスイッチ。
エクスポネンシャルでは急激な音量変化を得る事ができ,非常にパーカッシブなサウンドを作ることができる。また VCA を 2 つ直列につないで 1 つ目の VCA で音量コントロールを行う場合,モードをエクスポネンシャルにしてイニシャル・ゲインとの組み合わせでレベル調整を行うこともある。
ADSRを動かしながら、コントロール・モードをリニア-エクスポネンシャルに切り替えてみる
|