1.Set=セット
キーボードのアサイン・モードをキー・スプリットにした場合のスプリット・ポイントの変更や,ジョイスティックのベンディング幅を設定するのに使用する。
2.Transpose = トランスポーズ
キー・トランスポーズ用のスイッチ。
3.VOICE ASSIGN = ボイス・アサイン
マルチ・ボイス・モードになっているときの音の出方をコントロールする。モードは 7 種類あるのに上の表示 LED は 4 つしかないが,VOICE ASSIGN のボタンを押していくと LED が複数ついて,モードが 5 ~ 7 に切り替わっていく。
☆以下はモードの一覧である(説明でボイスとは音色のことを指している)。
1.ユニゾン セレクトされているボイス(最大 4 ボイス)が 1 つの鍵盤で全て発音。
2.ローリング セレクトされているボイス(最大 4 ボイス)が鍵盤を押す毎に順次発音。
3.ファースト・アベイラブル レガートに演奏したときローリング・モードになる。1 音 1 音を切って演奏した場合には 1 ボイス目の音のみを発音。
4.キー・スプリット 鍵盤の上下 2 つに別なボイスを 1 つずつ割り当てられる。 スプリット・ポイントはセット・スイッチを押し,分割したい位置の鍵盤を 押してセットする。
5.フロート・スプリット オルガンの通奏低音のように,左手でキーを押さえ続けた状態で, 右手で演奏すると,スプリットポイントに関係なく違うボイス(右/左で 1 ボイスずつ)で 演奏できる。
右手の演奏が左手で押さえたキーより下に行っても,ボイスは切り替わることなく 右手用に選んだボイスで演奏される。
6.スプリット/ローリング スプリットポイントより下に 1 ボイス,上に 3 ボイスまで割り当てられ,上に割り当てた音が ローリング・モードになる。
7.スプリット/ファースト・アベイラブル 同上。ただしスプリットポイントより上のボイスはファースト・アベイラブルと同じ発音をする。
ボイス・アサインをローリング・モードにして4つの音色で演奏
ボイス・アサインをファースト・アベイラブル・モードにして4つの音色で演奏
4.RESTORE = リストア
ボイス・スイッチに記録されたアンプリチュード,ティンバー,ビブラート等のデータをクリアする。
またリストア・スイッチを押してからカートリッジ・スイッチを押すと全てのデータがファクトリー・プリセットに戻る。
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