タッチ・センサーのオン／オフ・スイッチとリピート・スイッチ。

　タッチ・センサーにはピッチ・ベンド（アップ），ワウ（レゾナンスが上がり，VCF に行くエンベロープ・カーブがワウ系の形になり，タッチによりエンベロープのかかり具合が変わる），グロウル，ブリリアンス（VCF のカットオフ・フレケンシーの開き具合が変わる），ボリューム，ビブラートがあり，複数選ぶこともできる。センサーは鍵盤を押し込む度合いによって効果のかかり具合を微妙に調整することができる。

　リピート・スイッチはパーカッション系のプリセット・サウンドのみに有効で，バンジョーのトレモロ奏法などを模倣するときに使用する。

　上下全く同じ機能のものがあり，別々なセッティングにしてモノフォニック 2 VCO シンセとして演奏できる（上側のパネルは製品をバラして流用したもの、下側のパネルは自作したものと思われる）。



ピッチ・ベンドをキー・タッチでコントロールしたトランペットのサウンド



ワウをキー・タッチでコントロールしたチューバのサウンド



グロウルをキー・タッチでコントロールしたサックスのサウンド



ブリリアンスをキー・タッチでコントロールしたトロンボーンのサウンド



ボリュームをキー・タッチでコントロールしたフルートのサウンド



ビブラートをキー・タッチでコントロールしたバイオリンのサウンド



リピート・スイッチをオンにしたバンジョーのサウンド