概要:
楽器について
1974 年に発表された 1 VCO タイプのシンセサイザー。 ROLAND で初めての自由な音作りを主体にしたバンド向けシンセである。SH-3 と SH-3A の 2 タイプがある。
当時の定価
本体:18万5千円(免税価格17万1千円)
KS-10(キーボードスタンド):1万5千円
仕様:
鍵盤:44 鍵,F - C ,低音優先
●VCO:
数:1
フィート率・スライダー:5(32’,16’,8’,4’,2’)
各フィート率・スライダーの波形:矩形波,パルス波,鋸歯状波のいずれか
コーラス・ボリューム:8’の波形専用
モジュレーション・スライダー:1
モジュレーション・セレクト:1(LFO 1 ,2 の鋸歯状波,矩形波,サイン波のいずれかセレクト)
●ノイズ・ジェネレーター:
数:1
タイプ:ホワイト/ピンク
レベル・ボリューム:1
ディスティネーション・スイッチ:1(OFF/to VCF/to VCA)
●VCF:
数:1(SH-3 ではラダーフィルター)
カットオフ・フレケンシー:1
レゾナンス:1
エンベロープ・センス・ボリューム:1
エンベロープ・セレクト:1(ADSR/Slow Attack/Short Decay)
モジュレーション・スライダー:1
モジュレーション・セレクト:1(LFO 1,2 の鋸歯状波,矩形波,サイン波のいずれかセレクト)
レゾナンスによる自己発振可能
●VCA:
数:1
ホールド・ボリューム:1
エンベロープ・セレクト:1(ADSR/Slow Attack/Short Decay/Gate)
モジュレーション・スライダー:1
モジュレーション・セレクト:1(LFO 1,2 の鋸歯状波,矩形波,サイン波のいずれかセレクト)
アウトプットレベル・スライダー:1
●LFO 1:
発振波形:鋸歯状波
レート・スライダー:1
●LFO 2:
発振波形:矩形波/サイン波
レート・スライダー:1
ディレイ・タイム・スライダー:1
●ADSR(エンベロープ・ジェネレーター):
数:1
スライダー:4(アタック・タイム/ディケイ・タイム/サスティン・レベル/リリース・タイム)
●VCO マニュアルコントロール:
ピッチ・ボリューム:1
ポルタメント・タイム・ボリューム:1
トランスポーズ:L/M/H
グライド・ボタン:1
ポルタメント・オフ・ボタン:1
●サンプラー:
数:1
サンプラー・モード:1(OFF/三角波/鋸歯状波/反転した鋸歯状波のセレクト)
サンプル・レベル・スライダー:1
サンプル・タイム・スライダー:1
●ヘッドフォン:
ヘッドフォン・ボリューム:1
●その他(リア・パネル):
1)チューニング:1
2)アウトプットジャック:1
3)アウトプットレベル切替スイッチ:L/M/H
4)V.C.O.コントロールジャック:1
5)V.C.F.コントロールジャック:1
6)ヘッドフォン・アウト
寸法:1005(W)×320(D)×150(H)mm
重量:14.5 kg
パネル:
フロント・パネル:
左から2’~ 32’までの波形ミックス・フェーダーを備えた VCO ,ピンク/ホワイト・ノイズを切り替えられるノイズ,鋸歯状波用の LFO 1 ,矩形波/サイン波用の LFO 2 ,VCF ,VCA ,ADSR ,トランスポーズ・スイッチやポルタメント・ボリュームのある VCO マニュアル・コントロール,サンプラーという構成になっている。
リア・パネル:
リア・パネルにはアウトプット・ジャック,アウトプット・レベル切り替えスイッチ,VCF コントロール,グライドのジャックとチューニングのボリュームがついている。
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