概要:
楽器について
1978 年に発売されたオルガン/ストリングス・キーボード。同時期にシンセサイザーの SH-09 も発売されており, ROLAND の入門器シリーズとしてベスト・セラーになった。
初期モデルと後期モデルではボディーのデザインが違う。
当時の定価
本体価格:11万9千円
オプション:
KS-1(スタンド):6千円,FV-20(フット・ボリューム):1万2千円
CB-09(ケース):1万円,SC-2(キャリング・バッグ):8千円
SC-09(シルバー・セミハード・キャリング・バッグ):1万1千円
仕様:
●鍵盤(44 鍵,3-1/2 オクターブ)
●ストリングス・セクション:
ストリングス 8’タブレット
ストリングス 4’タブレット
アンサンブル・オン/オフ・スイッチ
アタック・タイム
●オルガン・セクション:
8’ミキシング・ボリューム
4’ミキシング・ボリューム
2’ミキシング・ボリューム
1’ミキシング・ボリューム
オルガン・オン/オフ・タブレット
トーン・スイッチ
アンサンブル・オン/オフ・スイッチ
●エンベロープ・コントロール:
リリース・タイム
リリース・モード・スイッチ
●ビブラート・コントロール:
ディレイ・タイム
レート
デプス
●アンサンブル・モード・スイッチ
●トーン・コントロール
●ボリューム
●トランスポーズ・スイッチ
●チューニング:±35セント
●パワー・スイッチ
●パワー表示 LED
●接続端子:
アウトプット・ジャック:2(ステレオ)
アウトプット・レベル・スイッチ:
L:- 30 dBm/M:- 15 dBm/H:0 dBm
ヘッドフォン・ジャック:
8Ωステレオ
オルガンRAW信号出力ジャック:
Max.0.5V p-p
ゲート出力ジャック:
オフ=0V,オン=+ 14V
サスティン・ペダル接続ジャック:
外部信号入力ジャック:
外部信号レベル切替スイッチ:
L:0 dBm/M:- 20 dBm/H:- 40 dBm
●消費電力:
15W
●外形寸法:
676(W)×102(H)×306(D)mm
●重量:
7.3 kg
●付属品:
2.5 m接続コード:2
パネル:
フロント・パネル:
パネルは左から電源スイッチ,ボリューム,トーン,ビブラート,トランスポーズ,オルガン,ストリングス,エンベロープ,アンサンブル・モード,チューニングとなっている。
ビブラートにはディレイ・タイム,レート,デプスのボリュームがある。
オルガンには 8’~ 1’までの 4 つのオクターブごとのレベル・ボリュームがあり,音色セレクトスイッチが2つとアンサンブル・オン/オフのスイッチがある。
ストリングスには 8’と 4’の音源スイッチとアンサンブル・オン/オフのスイッチ,アタック・タイムのボリュームがある。
リア・パネル:
リア・パネルにはステレオのアウトプット・ジャック,アウトプット・レベル・スイッチ,ステレオ・ヘッドフォン・ジャック,オルガン RAW 信号出力ジャック(アンサンブルのかかっていないオルガンのミックス信号が出力される),ゲート出力ジャック,サスティン・ペダル接続ジャック,外部信号入力ジャック,外部信号レベル切り替えスイッチがある。
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