概要:
楽器について
1976 年に発売された2 VCO デュオフォニック・シンセサイザー。ARP の Odyssey のコピーだと言われ訴訟騒ぎが起こった製品である。
当時の定価
本体価格:$599
仕様:
●鍵盤:
37 鍵,C スケール
●VCO:2
VCO 1:
ファイン・チューン:1
コース・チューン(0.2 Hz ~ 2 KHz):1
キーボード・コントロール:1 ポリ/オフ/モノ
モジュレーション・ソース・セレクト・スイッチ:2 三角波/矩形波/S & H ADSR/AR/VCO 2
モジュレーション・デプス・ボリューム:2
パルス・ワイズ・切替スイッチ:1 三角波/DC
パルス・ワイズ・デプス・ボリューム:1
VCO 1 オーディオ・レベル:4 サブ・オクターブ(1オクターブ下の矩形波),鋸歯状波,三角波,パルス波
VCO 2:
ファイン・チューン:1
シンク・スイッチ:1
モジュレーション・ソース・セレクト・スイッチ:2 三角波/矩形波/S & H ADSR/AR/VCO 1
モジュレーション・デプス・ボリューム:2
VCO 2 オーディオ・レベル:3 サブ・オクターブ(1 オクターブ下の矩形波),矩形波,鋸歯状波
●VCF(24 dB/oct,ローパスタイプ):1
VCO 1 オーディオ・オン/オフ:1
キーボード・コントロール・ボリューム:1 オフ ~ 1 V/Oct
モジュレーション・ソース・セレクト・スイッチ:2 三角波/矩形波/S & H ADSR/AR/VCO 1
モジュレーション・デプス・ボリューム:2
Fc(カットオフ・フレケンシー):1
Q(レゾナンス):1
●VCA:1
VCA モジュレーション・ソース・セレクト・スイッチ:1 ADSR/AR/バイパス
音量ボリューム:1
●ノイズ・ジェネレーター:1
ホワイト・ノイズ
●トランジェント・ジェネレーター:2
ADSR:1
AR:1
ADSR リピート・スイッチ:1 GATED/オフ/オート
サンプル + ホールド・ソース・セレクト:1 VCO 1/ノイズ
●その他:
ピッチ:1
オクターブ・シフト:1
グライド:1
LFO フレケンシー:1
●入出力:7
オーディオ・アウト:2 ハイ,ロー
シリーズ・パッチ:2 To Slave,From Master
フィルター・ペダル・イン:1
グライド・スイッチ:1
エクスターナル・オーディオ・イン:1
●消費電力:
20W
●外形寸法:
612(W)×495(D)×150(H)mm
パネル:
フロント・パネル:
フロント・パネルは左からトランジェント・ジェネレーター(ADSR 関係),LFO/グライド,VCO1,VCO2,VCF,VCA,ノイズ・ジェネレーターの順に並んでいる。
トランジェント・ジェネレーターは ADSR と AR の 2 つのエンベロープ・ジェネレーターとサンプル&ホールドがある。
LFO/グライドには LFO レート,グライド・タイムの他にチューニング,オクターブ・シフト(トランスポーズ)のスイッチがある。
VCO 1 にはチューニング/モジュレーション/パルス・ワイズ関係のボリューム/スイッチ類と,アウトプットの波形ミキサーがある。モジュレーション・ソースにはADSR/AR/LFO/サンプル&ホールド/VCO 2 が選べ,かなり複雑なモジュレーションが可能。
VCO 2 も VCO 1 とほぼ同じである。
VCF には fc(カットオフ・フレケンシー)や Q(レゾナンス)のボリュームや, VCO 1 のオーディオ信号のオン/オフ・スイッチがあり,VCO 1 を LFO として使用するときになどに VCO 1 の信号をオフにすることができる。モジュレーション関係は LFO/サンプル & ホールド/ADSR/AR/VCO 1 があり複雑な VCF モジュレーションを作ることができる。
VCA には ADSR/AR/バイパスの切り替えスイッチと音量ボリュームがある。
リア・パネル:
リア・パネルにはオーディオ・アウト,シリーズ・パッチ(CV/ゲートのイン/アウト),フィルター・ペダル・イン,グライド・スイッチ,エクスターナル・オーディオ・インがある。
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