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2. Music Construction Set:
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楽譜が読めない人も、読める人も。楽器の弾けない人も、耳で聞いただけで演奏できちゃう人も。土曜日にはオーケストラを聞きに行く人も、パソコン屋に行く人も。まだ10才の子供でも...心配御無用!
これは音楽を覚えるのに最高の方法!今までよりずっと楽しく音楽ができちゃうよ!
ごく初期の音楽演奏エディター/演奏プログラム。まだ Mac が発売される前であるにもかかわらず、アイコンとポインターベースの音楽編集ができたのは驚異的!
基本的にはキーを決め、拍子を決めたら、キーボードやジョイスティック等で手の形をしたポインターで下にある音符や休符を上の五線紙にもっていき、音を入力していく。
音符は16分から全音符まであり、付点、シャープ/フラット/ナチュラルといった基本的な音楽要素指定ができるようになっている。
音量と音質は上下の声部で調整でき、和音も演奏できます。どのくらいの数の和音を鳴らせるかはコンピューターの種類によって多少違いが出るようだが、アップル IIe で4声くらいは問題なく発音できる。
また音声は通常のスピーカーアウトの他にカセットインターフェイスからのアウトも可能。さらにシンセサイザーボードのモッキンボードカードが乗っている場合は、そちらから良い音質のサウンドを出力する事も可能になっている。
画面右下にはアイコン群が並んでおり、上左から左スクロール、演奏、右スクロール、アロー(通常のポインター)、ホーム(曲先頭に戻る)、ディスク(曲のセーブ/ロード)、カット(上または下のパートの1小節をカットしバッファに入れる)、ペースト(バッファに入ったデータを貼付ける)、プラグ(音声の出力先やキーボード/ジョイスティック等の切り替えを行う)の9種類が指定できる。
アップル II だけで演奏させるとちょっとチープなサウンドだが、1983年にすでにこういった考え方の音楽ツールが存在していたというのは驚くべき事だったのである。
発売元:Electronic Arts
BY:Will Harvey
リリース:1983
熊ん蜂の飛行
インベンション8番
スケルツォ
アレグロ
スタートアップ画面1:
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スタートアップ画面2:
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サンプル曲のスコアデータ:
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左下の音符群から8分音符をドラッグしている:
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ドラッグした音符を五線上に並べていく:
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伴奏パターンを作っている所:
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1つ作ったパターンをペーストツールで何度も貼りあわせ繰り返しのパターンを作っている。
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簡単な伴奏パターンの出来上がり: 音量や音質は下の Vo、So のボリュームで調整
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