ローパス・フィルターとハイパス・フィルター,VCF 専用のエンベロープ・ジェネレーターがある。
1.HPF CUTOFF FREQ = ハイパス・フィルターのカットオフ・フレケンシー
40 Hz ~ 5 KHz の範囲で低域をカットし,鋭いサウンドを作れる。基本位置は 0 で CV コントロールはできない。
HPFを上下したサウンド
2.LPF CUTOFF FREQ = ローパス・フィルターのカットオフ・フレケンシー
20 Hz ~ 20 KHz までの高域をカットし,柔らかいサウンドを作れる。エンベロープ・ジェネレーターや LFO などの CV でコントロールすることができる。
3.LPF RES = ローパス・フィルター,レゾナンス
カットオフ・フレケンシーでカットした周波数部分を強調するボリューム。これを上げるとシンセ独特のアシッド・サウンドが得られる。また,これを 8 以上にすると発振する。このときの周波数はカットオフ・フレケンシーに追従するので,エンベロープ・ジェネレーターや LFO によるピッチコントロールが可能となる。
カットオフ・フレケンシーを上下に動かしながら、レゾナンスを0~10に上げていく
4.KYBD FOLLOW = キーボード・フォロー
0 ~ 3 までの 4 段階でキーボードCV を VCF に送る。3 ではキーボード CV は 100% VCF に送られ,音域による音色差がなくなる。またレゾナンス発振で音階を作る場合にもこれを 3 にセットしてやる。
5.MOD = VCF モジュレーション
LFO の信号でカットオフ・フレケンシーの位置を動かし,グロウル効果を得る度合いを決めるボリューム。
VCFにLFOモジュレーションをかけて演奏
6.ENVELOPE MOD = エンベロープ・モジュレーション
VCF 用のエンベロープ・ジェネレーター電圧でカットオフ・フレケンシーをコントロールする度合いを決める。
7.POLARITY = ポラリティー
エンベロープ・ジェネレーターからの電圧の極性を上下逆にしてカットオフ・フレケンシーを動かす。
8.ENVELOPE = エンベロープ・ジェネレーター
VCF 用のエンベロープ・ジェネレーターで,(A)アタック・タイム,(D)ディケイ・タイム,(S)サスティン・レベル,(R)リリース・タイムの 4 つをコントロールできる標準的なもの。
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