1．CUTOFF ＝ カットオフ・フレケンシー

　高域をカットするローパス・フィルターで音作りをする。ボリュームを下げれば，入力信号の高域がカットされ，柔らかい音が作れる。特性は24dB／oct。

2．EMPH ＝ エンファシス

　カットオフ・フレケンシーでカットした周波数ポイントにピークを作り，音にクセをつけることができる。

エンファシスを０～１０に上げながらカットオフ・フレケンシーを動かして演奏

3．KB ＝ キーボードCV

　モノフォニックのキーボードCV を VCF に送ることができる。パネル左端にあるエクスターナル・キーボード・グライドのボリュームで CV にグライドをつけると面白い効果が出せる。

ＫＢを１０にし、（パネル左端の）エクスターナル・キーボード・グライドを０～１０に上げながら演奏

4．MODULATION ＝ モジュレーション

　VCF 用の LFO のボリューム。

　レート，AMT（アマウント），S＆H（サンプル＆ホールド）の 3 つがある。レートは LFO スピード，アマウントは VCF モジュレーションの深さ調整，S＆H は LFO のタイミングでランダムに変化する電圧を VCF に送るためのボリューム。

Ｓ＆Ｈを使ったフィルター・サウンド

5．CONTOUR ＝ コントゥア

　VCF 用のコントゥア・ジェネレーター。

　AMT（アマウント）では VCF にかかるコントゥアの深さを，アタック・タイム／ディケイ・タイムでは 0．01 ～ 10 秒までのエンベロープ電圧の時間調整を，サスティンでは鍵盤を押している間の電圧の持続量を決める。

コントゥアのアタック／ディケイの短い音～長い音へボリュームを変えながら演奏

6．ON／OFF ＝ オン／オフ・スイッチ

　VCF をオン／オフ（パス）するスイッチ。

7．VAR／PREスイッチ

　VCF のセッティングをプリセットのものにするか，バリアブルで独自に変更するかを選ぶスイッチ。

8．KEYBOARD ＝ キーボード・スイッチ

　VCF をローワーのみにかけるかアッパーのみにかけるか（SPLIT を選択して LOWER／UPPER を押す），両方にかけるか（ALL を選択）のスイッチ。