アッパー/ローワーのレベル・ボリューム,2つのキーを押した場合の発音モードを決めるキー・トランスポーズ,いろいろな種類のリピート効果を出すリピートのセクションがある。
1.VOLUME = ボリューム
2.KEY TRANSPOSE = キー・トランスポーズ
800DV ではキーを 2 つ押さえた場合,上の音はアッパーのシンセで,下の音はローワーのシンセで発音されるが,キーを 1 つしか押さえなかったとき,どのシンセが鳴るかは,このスイッチで決められる。
通常のシンセでいう,アサイン・モードがこのスイッチである。スイッチの組み合わせでアッパー/ローワーのシンセは以下のような発音の仕方をする。
A/C:1 つの鍵盤を押さえたとき,アッパー/ローワー両方の音が鳴る。
B/C:1 つの鍵盤を押さえたとき,アッパーだけが鳴る。
A/D:1 つの鍵盤を押さえたとき,ローワーだけが鳴る。
B/D:1 つの鍵盤を押さえたときには何も鳴らない。
3.REPEAT = リピート
鍵盤を何度も繰り返し弾いたのと同じ効果を LFO を使って出すことができる。
スピード/ファーストのボリュームではリピートのスピードを,その隣の矩形波デューティーのボリュームではリピートに使用する LFO のパルス波のパルス幅を変えることによって,リピートのパターンに 3 連っぽいノリをつけたりすることができる。
リピート・モード A ~ E は以下のような効果が得られる。
A:アッパーがリピートになり,ローワーは通常通り演奏できる。
B:ローワーがリピートになり,アッパーは通常通り演奏できる。
C:アッパー/ローワーの両方がリピートになる。
D:アッパー/ローワーが交互にリピートになる。
E:スピードとデューティーで設定したタイミングで,まずアッパーがなり,次にローワーがなる。1度だけこの効果で音が鳴ったあとはリピートしない。
リピートのデューティーを30%程度の3連ノリにし、リピート・モードDで左右交互に音を鳴らして、ベース・パターンを作る
リピートのデューティーを30%程度の3連ノリにし、リピート・モードDで左右交互に音を鳴らして、ベース・パターンを作り、アウトにエコーをかけて遊んでみる
リピート・モードEで音を鳴らしてみる
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