VCA とエンベロープ・ジェネレーター。エンベロープ・ジェネレーターの信号はエクスパンド・スイッチで VCF にも送ることができる。
1.ATTACK/SLOW = アタック/スロー
アタック・タイムを決めるボリューム。
2.PERCUSSION/SINGING = パーカッション/シンギング
このボリュームはディケイ・タイムとサスティン・レベルのボリュームをかねている。
ボリュームをパーカッション側にするとサスティン・レベルは 0 になり,ディケイ・タイムが最も短くなる。シンギングに近づけるにしたがってディケイは長くなり,サスティン・レベルも徐々に上がってくる。
アタック/スロー、パーカッション/シンギングを動かしながら演奏する
3.SHORT/LONG = ショート/ロング
エンベロープ・ジェネレーター全体のタイムを変えるスイッチ。通常はセンターで使用するが,パーカッシブなサウンドが欲しいときにはショート,ロング・アタックやディケイが欲しいときにはロングにする。
ショート・スイッチを入れてエンベロープの短いパーカッション・サウンドを作る
4.HOLD/SUSTAIN = ホールド/サスティン
ホールドにすると鍵盤を押し続けたのと同じ効果が得られる。パーカッション/シンギングがシンギング側になっていれば,鍵盤から手を離しても音を出し続けることができる。
サスティンは実際にはリリース・タイムのことで,鍵盤から手を離すと余韻を残しながら音が消えていく。このモードにするとサスティン・レベルは 0 になってしまい,鍵盤を押し続けても音は消えていってしまう。
通常,このスイッチはセンターにして使用する(ホールドにもサスティンにもならない)。
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